新品クラブ、中古クラブが豊富なゴルフショップはゴルフパートナー

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買取コラム連載

知っておきたい!中古クラブ買取の世界

中古クラブアドバイザーコラム Vol.6

『中古クラブアドバイザー』は中古市場の『防人』という話

ゴルフクラブにも『模倣品』があることをご存じでしょうか。

「有名クラブのロゴに似せて造られた、お買い得なクラブのことでしょ?」と思った方は、このコラムをじっくりお読みいただき、今後十分ご注意いただきたいと思います。

ゴルフパートナーは、2022年3月に開催された日本唯一のゴルフ関連総合展示会『ジャパンゴルフフェア』に出展しました。3日間で3万人以上が来場され大変盛況でしたが、ゴルフパートナーのブースでは『中古クラブ 真贋イベント』を実施し、多くの方にご参加いただきました。

イベントでは、クラブの『正規品』と『模倣品』をそれぞれ手に取っていただき、どちらが正規品(本物)か当てていただく『真贋クイズ』を実施しました。多くの参加者の第一声は「えっ、クラブにニセモノ(模倣品)ってあるの!?」。実際に真贋クイズを行っていただくと「えっ、どちらかがニセモノ(模倣品)ってこと!?」と、一見しただけではわからない『模倣品の精巧さ』に驚かれていました。

ゴルフパートナー ブース
ゴルフパートナー ブース

『真贋クイズ』回答チラシ
『真贋クイズ』回答チラシ

特許庁が作成した『2022年版 模倣品・海賊版対策の相談業務に関する年次報告』には、「フリマアプリなどインターネット上のCtoC(個人間)取引における模倣品出品に関する相談・情報提供が多数寄せられている」との記載があります(特許庁政府模造品・海賊版対策総合窓口「模造品・海賊版対策の相談業務に関する年次報告」より)。

ゴルフクラブも例外ではありません。昨今取引量が急速に拡大しているインターネット上の個人間売買や海外サイトは利便性が高く、掘り出しモノに出会えるチャンスもありますが、本当に信頼できる相手かどうかをしっかり確認していただく必要があります。

では、ゴルフショップにある新品クラブ・中古クラブは信頼できるのでしょうか。

まず、ゴルフパートナーを含む日本の大手量販店に並ぶ新品クラブは正規品ですので、ご安心下さい。ゴルフ用品の業界団体である『一般社団法人日本ゴルフ用品協会』ではメーカーの正規品であることを示すために、模倣品対策ラベルの貼付をクラブメーカーに推奨しており、ゴルフパートナーもこの取り組みを行っています。新商品の発売時から、業界団体・メーカー・量販店が団結して模倣品根絶に取り組んでいるのです。

JGGA推奨模倣品対策ラベル

では、中古クラブはどうでしょうか。

ゴルフパートナーでは、査定クラブのお預かり時に『傷のチェック』や『査定額の算出』を行うだけでなく、真贋の判別を厳格に行っております。コラム第3回でご紹介した『買取の基本動作』を行いつつ、正規品と異なる点がないか、各部位をしっかりチェックしております。

また、全国のゴルフパートナー(約400店舗)で使用している査定システムには『モデル毎の模倣品の事例』『真贋の見極めポイント』『直近で確認された模倣品事例』などがアップデートされており、査定するスタッフは常にそれら情報を活用して真贋の見極めを行っております。稀ではありますが、真贋の見極めが困難な査定クラブに関しては、お客様にご了承いただいた上で、本部の専門部署で確認をすることもあります。買取査定において、正規品であることをしっかり確認した上で店頭に並ぶゴルフパートナーの中古クラブは、安心してご購入いただけます。

ゴルフパートナーが社内資格制度『中古クラブアドバイザー』を創設した理由の一つは、中古市場に模倣品が入り込まないためにも、私たちが『防人』としての責務をしっかり果たしていかなければならないと強く感じたからです。模倣品クラブの存在自体が大きな問題であるだけでなく、それが流通することで中古ゴルフ市場の信頼低下にもつながるため、由々しき問題だと考えており、危機感を持っております。

一部の心ない出品者(販売者)によって、中古クラブを楽しみにしていたお客様がガッカリされるようなことがあれば、私たちにとってこれほど悲しいことはありません。お客様に安心して中古クラブをお使いいただき、ゴルフライフを存分に楽しんでいただけるよう、ゴルフパートナーの『中古クラブアドバイザー』は中古市場の『防人』として今後も取り組んでまいります。

厳しい試験に合格したスタッフだけが名乗れる『中古クラブアドバイザー』はいわば「中古クラブのスペシャリスト」であり、現在全国に100名以上おります(2022年8月末現在) 。

中古クラブアドバイザーが在籍している店舗は下記でご確認いただけますので、ご不要になったクラブがあれば、ぜひ無料査定にお持ちください。ここからは、『中古クラブアドバイザーの声 vol.6』をご紹介します。

中古クラブアドバイザーの声 vol.6ゴルフパートナー 171茨木店
滝野 理貴さん
(2022年9月現在)

―― 滝野店長のゴルフパートナーでの経歴を教えてください。

滝野 2016年4月~171箕面店(大阪)、2016年9月~熊本浜線バイパス店(熊本)、2019年9月~川西久代店(兵庫)、2020年9月~四條畷店(忍ケ丘ゴルフセンター内)(大阪)、2022年2月~171茨木店(大阪)です。関西から九州まで、さまざまなお客様のゴルフクラブの買取に携わってきました。

―― 滝野店長が中古クラブアドバイザー資格を取得しようと思ったきっかけを教えて下さい。

滝野 お客様との関係構築において、「買取」は非常に重要な要素であるがゆえに難しい部分でもあります。店長として「中古クラブアドバイザー」を取得することで、他のスタッフが抱えている買取に対する不安を少しでも軽減できるのではと思い、決断しました。資格取得は自信にもつながりますし、私の姿を見てスタッフが成長していけば、お客様との関係構築もさらに進むと思います。

―― これまで多くのクラブの査定をしてきたと思いますが、模倣品(ニセモノ・コピー品)を査定したことはありましたか?

滝野 つい最近のことですが、買取査定にお持ちいただいたクラブの約半数が模倣品でした。伺うと、お客様自身は本物と思ってお使いになっていました。「見た目は似ているが性能はまったく違う」とご説明したところ、スコアが良くなる可能性を信じていただき、おすすめしたクラブを喜んでご購入いただきました。このように模倣品と知らずにお使いになっているケースもあるので、買取査定やクラブセッティングを細かく行い、少しでもサポートできればと思いました。

―― これまでの店舗経験の中で、思い出に残る買取接客や買取エピソードがあれば教えてください。

滝野 試打会場で買取の告知を行うと、「ゴルフクラブ買取」自体を知らない方がたくさんいました。「売っても○○円くらいでしょ」というお客様もいらっしゃいましたが、その倍以上の査定価格が付いたケースもあり、「わざわざ店舗に持って来て良かった」と喜ぶお客様もたくさんいました。

―― 全国に約100名しかいない『中古クラブアドバイザー』として(2022年8月末時点)、今後どのように活動しようと考えていますか?

滝野 中古クラブを取り扱う上で「買取」は生命線なので、今後も1本ずつ丁寧に、熱意を持って買取査定を行っていきたいと思います。また自分だけでなく、店舗の全スタッフが同じレベルで取り組めるよう指導していきます。

―― 171茨木店で、今最も欲しい買取クラブは何ですか?

滝野 5Wですね。ゴルフを始める方が増えており、それに伴って5Wの販売も増えています。200ヤード前後を狙うクラブで悩んでいる方は多いと思いますので、選択肢が多い店舗のほうが喜ばれるはずです。使っていない5Wがある方は現在買取強化中ですので、ぜひ買取査定にお持ちください。よろしくお願いします。

中古クラブアドバイザー

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