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買取コラム連載

知っておきたい!中古クラブ買取の世界

中古クラブアドバイザーコラム Vol.13

中古クラブアドバイザー上位合格者インタビュー(ゴルフパートナー上越店 奥田智史店長)

3月に入り、いよいよ春のゴルフシーズンが到来。各社から新商品が続々と発表され、クラブ選びも一番熱心になる季節かと思います。ぜひ『お気に入りの一本』を見つけていただき、ゴルフライフをお楽しみください。

今回は、前回(2022年10月)に行われた『中古クラブアドバイザー』2次試験にて見事上位合格したゴルフパートナー上越店 奥田智史店長のインタビューです。

『中古クラブアドバイザー』はゴルフパートナーの社内資格制度で、いわば「中古クラブのスペシャリスト」。現在、全国で220名以上が認定されています(2022年12月末現在)。

『クラブ知識』『接客応対の知識』などが問われる1次の筆記試験、そして合格率が40%を切る(※)2次の『実務試験』を突破した者だけが、晴れて『中古クラブアドバイザー』の資格を得ることができます。(※2022年10月試験実績)

今回、奥田店長には『中古クラブアドバイザー』の試験や『中古クラブアドバイザー』在籍店舗での買取のメリット、『上手なクラブの買い方』などについてお聞きします。

―― 最初に、奥田店長のゴルフパートナーでの経歴を教えてください。

奥田 2019年に、ヴィクトリアゴルフよりゴルフパートナー上越店に転籍しました。翌年に店長試験を受験して合格し、2022年より上越店の店長として勤務しています。

―― 奥田店長が『中古クラブアドバイザー』の資格を取得しようと思ったきっかけは何でしょうか?

奥田 「もっとお客様に寄り添い、信頼していただける買取ができるようになりたい」と考えたのがきっかけです。お持ちいただいた買取クラブにはお客様の思い入れがありますし、ゴルフクラブはそもそも高価なので、単に買取金額を伝えるだけでは絶対ダメだと思っていました。そのためにはクラブの知識や査定スキルを高める必要があると考え、中古クラブアドバイザー試験を受けました。

―― 前回(2022年10月)の試験で上位合格となりましたが、実は4回目の受験だったとのこと。あきらめずに受験を続けたのは、なぜでしょうか?

奥田 受験するたびに自身の知識やスキルが向上しているのを強く感じていましたし、中古クラブアドバイザーのバッジをつけることができればお客様からの信頼も得やすいと思っていたので、何としても欲しい資格でした。過去に3回落ちていたので、単純に悔しかったというのも理由の一つですね(笑)。

―― 中古クラブアドバイザー試験では、『商品知識』や『接客応対』が問われる1次の筆記試験と、2次の実務試験があります。1次の筆記試験では、どのような問題が出題されましたか?

奥田 クラブの系譜や歴史といった商品知識と、基本的な買取動作などの応対が出題されました。難易度が非常に高いので、事前にしっかり学習していても簡単には突破できないと思います。私自身も、3回目の受験でようやく1次試験を通過することができました。下記は実際の問題の一部なのですが、ぜひ解いてみてください!(答えは最後に掲載)

問1

●写真のクラブの正しいモデル名を選択してください。

  • ○ BRIDGESTONE PHYZ(2013)
  • ○ BRIDGESTONE PHYZ(2014)
  • ○ BRIDGESTONE PHYZ(2016)
  • ○ BRIDGESTONE PHYZ(2019)

問2

●1996年に発売されたJ'sチタンマッスルだが、限定で1セット50万円と高額ながら即完売した伝説の名器である。限定と限定ではないモデルの違いを選びなさい。

  • ○ 限定はバックフェースのチタン部分にJUMBO尾崎のサインが刻印されている
  • ○ 限定はソールにJUMBOと刻印がある
  • ○ 限定は埋め込まれているチタンの色が違う

―― 確かに、しっかり勉強していないと解けない問題ですね。1次試験の学習で得た商品や接客応対の知識は、実際の業務でも役に立っていますか?

奥田 お客様がお持ちになるクラブは最近のものもあれば、10年前、20年前のものもあります。お持ちいただいたクラブを正しく理解していることに加えて、現在の中古市場の相場を説明する際にも中古クラブアドバイザー試験で得た知識は非常に役立ちます。知識に基づいた接客応対ができていることで、お客様の満足度も上がっていると思います。

―― 2次の『実務試験』は、合格率が40%を切る難しい試験だと聞いてます。試験では、どのようなことが求められるのでしょうか?

奥田 まず、お客様に対する適切な接遇・所作は大前提です。表情や声のトーンなども重要で、実務試験中は常に意識しなければなりません。買取業務は単に査定金額を提示する場ではなく、お客様の問題を解決する場でもあります。そのためクラブの販売接客と同様に、お客様のゴルフライフやお悩みを丁寧に伺うことが求められます。「なぜ買取に出すのか?」「どんな状況でどんな球が出るのか?」など、できる限り具体的に伺います。お客様との信頼関係がしっかりと構築できているかどうかが、合否の分かれ目だと思います。

―― 上位合格となった奥田店長ですが、中古クラブアドバイザーの資格を取得して変わったことはありますか?

奥田 試験に向けて学習を重ねて合格したことで、以前よりも自身の買取スキルや接客応対に自信が持てるようになりました。同時に「買取のプロとして、責任を持って査定・買取をしなければならない」という気持ちも大きくなりました。

―― お客様が、中古クラブアドバイザー在籍店舗でクラブを買取に出すメリットは何でしょうか?

奥田 「中古クラブアドバイザー=中古クラブのプロ」なので商品知識が豊富であり、クラブの状態の見極めの精度も高いです。ご自分のクラブが正しく査定され、正しい査定金額が提示されることは、お客様にとって大きなメリットだと思います。買取金額の相場はなかなかわかりにくいものですが、相場観や金額の根拠をわかりやすく丁寧にご説明しますので、納得してクラブを売れることもメリットですね。実際に、お客様から「このお店だったら、安心して買取をお願いできる」という嬉しいお言葉をいただいております。

―― 奥田店長が考える「お得なゴルフショップの活用法」を教えてください。

奥田 何といっても、下取りを活用することですね。特に新しいモデルを購入する際に「定額買取キャンペーン」を活用すると、思っていたよりもはるかに持ち出し金額が少なくなるケースが多いです。

もちろん、中古クラブもお買い替えでお得になります。さらに「安心買取※」というサービスもあります。これは、万が一購入したクラブが合わなかった場合に高額で買い戻す「買取保証」です。クラブ購入時のリスクが減りますし、レンタル感覚で新しいクラブをお使いいただけるので、ぜひ活用していただきたいですね。

※安心買取には諸条件があります。詳しくはこちらをご覧ください。

―― 『総合ゴルフショップ』としての品揃えを活かして、新商品のクラブでも中古クラブでもお得な活用法があるのですね。中古クラブアドバイザーはこういうお得なサービスも丁寧に提案していただけるのですね。

奥田 「このクラブでお客様のゴルフライフにどんな変化を起こせるか?」ということを常に考えながらクラブを提案しています。「今よりももっとゴルフを楽しんでもらいたい!」「豊かなゴルフライフを送ってほしい!」という思いが強いので、クラブの買取を通じてそれを実現していきたいですね。

―― 最後に、上越店の紹介とアピールをお願いします。

奥田 ゴルフパートナー上越店はトータルコーディネートができるよう、クラブから小物、ウェアまで品揃えが非常に豊富です!ビギナーの方からベテランの方まで年代を問わず、幅広いお客様に満足していただけるお店になっています。買取ではピンのG400やテーラーメイドのM2など、近年の名器を中心に買取を強化しています。あなたのクラブを待ってる方がいらっしゃるので、ぜひ当店で査定・買取させてください。お待ちしております!

<中古クラブアドバイザー試験 解答>
問1:BRIDGESTONE PHYZ (2016)
問2:限定はソールに「JUMBO」という刻印がある

●奥田店長 自己紹介動画

※動画内の「買取マイスター」は旧資格名称になります

中古クラブアドバイザー

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