僕の2020年のエースドライバーはSIM MAX-Dだったので、SIM2がどのように進化したのか非常に楽しみです! まず目を引くのが、エメラルドブルーのカラーリング。テーラーメイドらしい、キャッチーでセンスの良いデザインです。驚いたのが、ヘッド後方に新素材「アルミ」を採用していること! これが飛びにどう影響するのでしょうか?
※SELECTFIT STORE 限定モデル
試打したのはロフト9.0°、TENSEI SILVER TM 50のSシャフト。しっかりしたシャフトですね。球をつかまえるというよりは直進性が高く、左のミスが少ないクラブです。HS 42.6m/sで振ると、ボール初速62.4m/s、 254.4Yが出ました。スピン量は2020と低スピンですね。SIMから正常進化を遂げた、「叩けば叩くほど強い球が出るクラブ」という印象です。
試打したのはロフト10.5°、TENSEI BLUE TM 50のSシャフト。ヘッド後方のウェイトが24gと重いため重心が深く、球が高く上がります。ツイストフェースのおかげか、ヒールに当たっても飛距離がほとんど落ちません。慣性モーメントの大きさも感じます。HS 42.9m/sで振ると、ボール初速62.0m/s、 251.2Yが出ました。球が高く上がるので、キャリーを出したいなら最適なクラブですね。
試打したのはロフト10.5°、TENSEI BLUE TM 50のSRシャフト。「D(=DRAW)」というだけあって、球がしっかりつかまります。HS 42.5m/sで振ると、ボール初速62.1m/s、 251.6Yが出ました。大型ヘッドは球がつかまりにくいという特徴がありますが、つかまえにいくと球をガッツリつかまえてくれます! ヘッドの返りを感じながら打てるので、安心ですね。僕がSIM MAX-D(旧モデル)に差しているTOUR AD HD-5のSシャフトに換えてみたら・・・・263.3Yが出てしまいました!
総評SIM MAX-Dを使っている僕ですが、わずか1年でここまで進化するとは思ってもみませんでした。「ショック」と言っても過言ではありません。3つのモデルは特徴がまったく異なり、棲み分けがはっきりしているので、どれにしようか迷うということはないでしょう。とはいえクラブは打ってみなければわからないので、ぜひお店で試打してみてください!
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