アイアン
・ポケットキャビティアイアン #7 (30°) N.S.PRO 950GH neo(S)ヘッドはややコンパクトですね。第一印象は「バランスが良い!」。少し薄く当たっても球が上がります。ヘッドが小ぶりな割にやさしく、本間らしい打感の良さもあります。ただ単に飛距離を求めるクラブではなく、「ゴルファーの感性に訴えかけるクラブ」という感じですね。
・中空アイアン #7 (28°) N.S.PRO 950GH neo(S)こちらもヘッドはやや小ぶり、少しストロングロフトで飛距離重視のクラブです。一般的に中空アイアンは強度を保つためにトップブレードが厚くなりやすいのですが、これはちょうど良い厚さですね。だから、ダウンブローやはらい打ちなど、どんなスイングタイプでも合います。打ってみると「球が上がる!抜けもいい!」。このヘッドサイズからは想像できないやさしさがあります。中空のメリットは球が上がりやすいことと、慣性モーメントが上下に広がることなので、打点が上下にブレやすい方におすすめです。
ユーティリティ
・U/23( 23°) VIZARD 60(S)ソールのヒール側とトゥ側に、それぞれウェイトが付いています。フェースの中心よりも少し下に当たっても初速が落ちにくいのは、ソールにあるスリットのおかげでしょう。スピンもしっかりかかるので、グリーンでピタッと止まってくれそうです。飛距離を出すためでなく「グリーンを狙える」「スコアメイクに貢献する」ユーティリティですね。
フェアウェイウッド
・5W (18°) VIZARD 45(S)1発目、ダフッったのですが200ヤード飛びました。中間から先端にかけてシャフトがしなるので、球が上がりやすいですね。トップしても191ヤードとミスにも強いです。芯に当たったら214ヤードが出ました!「飛ぶフェアウェイウッド」と言っていいでしょう。こちらも、手に伝わる打感に本間らしさを感じますね。
ドライバー
・460 (10.5°) VIZARD 45(S)見た目の特徴は、ソールのヒール側とトゥ側、ヘッド後方部の3ヵ所にウェイトがあることです。構えると、本間らしいオーソドックスな顔。奥行をやや長くして、重心を深くしていることがわかります。ただしウェイトを変えられるので、重心位置をカスタマイズできます。。スピンを抑えた強い球が出ますね。シャフトは「コシ」があって、インパクトで強いキックが入るのを感じます。ソールのスリットも良い仕事をしてくれて、フェース下部に当たったときの飛距離ロスが抑えられています。これも、本間らしい打感の良さを感じました。
・440( 9.5°) VIZARD 45(S)こちらもソールに3ヵ所ウェイトがあります。460に比べてヘッドは小ぶりで、操作性の高さがうかがえます。ヘッドが小さいせいか速く振れる感じがしますし、実際に打ってみたら初速が上がりました。スピン量は少なめで、ドローやフェードの打ち分けもやりやすいですね。
総評
ブラインドテストをしても、僕ならこれが本間のクラブだとわかるでしょう。それくらい打感が良いです。また、シャフトの仕上がり・バランスの良さに驚きました。打感の良さとシャフトの良さをセットで統一するためにも、ぜひ揃えて買うことをおすすめします。「LB 818」はクラブにもこだわり、スコアにもこだわるゴルファーに、ぜひ使っていただきたいモデルですね。
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