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2015.07.13
『スポーツに感動できる人がたくさん住んでいる国は、明るい国です。』
ゴルフパートナーの親会社であるゼビオのステートメントですが、まさにその通りだと思います。
海外メジャーが盛り上がっています。
ウィンブルドンの男子決勝は、ノバク・ジョコビッチとロジャー・フェデラーという史上最高の組み合わせでした。
試合はジョコビッチが連覇を達成しましたが、そのテレビ中継が終わるや否や全米女子オープンゴルフの放送が始まりました。
今年の全米女子オープンは史上最多12人の日本人が出場、そのうち7人が予選通過を果たしました。
中でもギリギリで出場権を得た大山志保は、首位と5打差の4位で最終日をスタートしました。
優勝争いは大山志保、同組のチョン・インジ、最終組のエイミー・ヤンとステーシー・ルイスを中心に繰り広げられました。
大山はフロント9ではスコアを伸ばしたものの、12番のショートホールでティーショットを池ポチャでダブルボギー。
ここで戦線から離脱し、5位タイでホールアウトしました。
大山は今回世界ランキング50位以内という資格で出場しましたが、渡米を決めた段階ではまだ出場は確定していませんでした。
次週のサマンサタバサレディースの出場は回避しましたが、実は昨年度もこの大会を欠場しているため、2年連続での欠場は100万円の罰金がかけられてしまいます。
メジャー出場となれば罰金は免除されますが、100万円の罰金を覚悟しての渡米だったようです。
アメリカに渡ってからも大山には厳しい規則が待っていました。
会場のランカスターCCに練習ラウンドに訪れたものの、出場が確定するまではラウンドは認められないというものでした。
結局この日はラウンドできず、翌日の正午になってようやくコース内に入ることができました。
大山にとって全米女子オープンはそれだけ価値のある大会でした。
2009年以来6年ぶりの出場となりましたが、この6年の間に故障や手術もあり、ゴルフができない時期もありました。
それを乗り越えてのトップ5というのは、大山にとって非常に価値のあることだったでしょう。
次は全英女子オープンが待っています。
こちらも辞退者が続出したことで、賞金ランキング12位ながら大山まで出場権が繰り下がってきました。
先日は批判めいた記事を書きましたが、大山には降って湧いたチャンスです。
ターンベリーでの再びの優勝争いを期待したいと思います。