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2015.04.26
東京都にお住いの皆さんはいつもゴルフはどちらまで行っているでしょうか。
私は北池袋に住んでいますが、埼玉、群馬、栃木、茨城、千葉と関東ならどこにでも行きます。
しかし都内のゴルフ場は赤羽ゴルフ倶楽部くらいで、他はほとんど行ったことがありません。
赤羽でも早朝か薄暮の9ホールのみで、18ホール回ったことは一度もありません。
江東区に東京都の経営するゴルフ場があります。
若洲ゴルフリンクスです。
中学生・高校生の時に何度か行ったことがありますが、大人になってからはラウンドしたことがありません。
というのも若洲は決して都内のゴルファーに親しみのあるゴルフ場ではありません。
まず全組キャディ付きでのプレーです。
プレー料金も平日13,860円、土日祝22,860円と決してリーズナブルとは言えません。
セルフデーは月に3回ありますが、予約は非常にとりづらくなっています。
東京都が経営するからには、もっと都民に親しめるものにしなければならないでしょう。
私の憧れのゴルフコースにカリフォルニア州サンディエゴにあるトーリーパインズゴルフコースがあります。
毎年ファーマーズ・インシュランス・オープンが開催されるコースで、2008年には全米オープンも開催されました。
全米オープン開催コースというと敷居が高そうですが、ここはサンディエゴ市が経営するパブリックコースです。
コース管理も非常に行き届いていますから、グリーンフィーは決して安いものではありません。
大会の開催されるサウスコースは、平日183ドル、週末は229ドルという金額です。
しかしこれは市外のゴルファーの料金で、サンディエゴ住民はとてもリーズナブルな料金設定がされています。
平日が61ドル、週末でも76ドルしかかかりません。
薄暮プレーはさらに割り引きがされ、平日37ドル、週末でも46ドルです。
薄暮と言っても日が長いので、十分18ホール回ることができます。
全米オープンも開催される超名門コースが、わずか5,000円程度でプレーすることができるのです。
人気コースなので予約は取りづらいですが、予約なしでラウンドする方法もあります。
日の出前から並ぶだけです。
予約で取れるスタート時間の前に、並べば到着順でラウンドできる枠があります。
地元の人はこの時間帯を利用し、さくっとゴルフを楽しんだ後に出勤しているようです。
私もこうした早朝プレーを赤羽ゴルフで楽しんでいますが、サンディエゴ市民はトーリーパインズという全米ベスト100に入るコースを満喫することができるのです。
若洲ゴルフリンクスも都営だというのならば、もっと都民が気軽に回れるようにするべきでしょう。
ほぼフラットな地形ですから、手引きカートが数台あれば十分です。
早朝や薄暮に9ホールでもいいから、到着順で回れればもっと素晴らしいゴルフ場になるはずです。