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2015.04.22
みなさんはゴルフトーナメントの観戦に行ったことはありますか。
日本のゴルファー人口は800万人と言われていますが、その数に対してトーナメントのギャラリー入場者数は少なすぎるように感じます。
先週の東建ホームメイトカップは4日間でのべ18,232人、バンテリンレディスは3日間でのべ16,501人でした。
比べても仕方ないのかもしれませんが、読売ジャイアンツの今シーズンの平均観客動員数は41,359人です。
確かに野球場に比べれば、ゴルフ場は観戦するには圧倒的に不利です。
まずアクセスの遠さです。
東京ドームはJR水道橋駅から徒歩3分です。
しかし東建多度カントリークラブは名古屋から近いと言っても、高速道路を使って30分以上かかりますし、クラブハウス前の駐車場に止められるわけではありません。
ゴルフ場から少し離れたギャラリー駐車場に止め、そこからバスで会場まで移動します。
そして会場についてもゴルフ場はとてつもない広さがあります。
東建多度CCの広さはおよそ東京ドーム29個分です。
しかもコース内には大きなアップダウンがあり、決して歩いて観戦しやすい競技場とは言えません。
もし会場がもっと小さかったら観戦しやすくなるのではないでしょうか。
今週のアメリカチャンピオンズツアーは、バス・プロショップス・レジェンズ・オブ・ゴルフです。
この大会はミズーリ州のビッグ・セダー・ロッジで開催される3日間競技です。
ちょっと変わった競技形式で、2人1組のダブルス戦です。
バッファロー・リッジという18ホールのコースと、トップ・オブ・ザ・ロックという9ホールのコースが使用されます。
そして最終日はトップ・オブ・ザ・ロックのみで競技が行われます。
このトップ・オブ・ザ・ロックはただの9ホールコースではありません。
9ホール全てがパー3のショートコースなのです。
パー3コースというと、マスターズの前日に行われるオーガスタナショナルのパー3コンテストが有名ですが、この大会はエキシビションなどではなく、れっきとしたチャンピオンズツアーの中の1試合です。
ショートコースであれば、ティーグラウンドとグリーンが近いので、ショットとパットのどちらも楽しめます。
またホール同士も隣接しているので、同時に複数の組のプレーを楽しむことができます。
そしてこのコースを侮ってはいけないのは、ジャック・ニクラウス設計の本格的チャンピオンコースだということ。
プレーフィーも9ホールで135ドルという高級コースです。
確かにテレビ画面からも、その手入れの良さというのは伝わってきます。
日本ツアーにもこうした試合があっても面白いのではないでしょうか。