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2015.01.04
ゴルフの楽しさをもっとみんなに知ってもらいたい。
ゴルフパートナーでは、みなさんから買い取らせていただいたクラブを、これからはじめる人に1本プレゼントする活動をしています。
はじめてのごるふくらぶプロジェクトでプレゼントさせて頂くクラブは、ベテランゴルファーのみなさんが長年愛用してきたゴルフクラブ。
「はじめてのゴルフクラブマニュアル」とセットで、新人ゴルファーの皆様の「はじめてのゴルフ」をサポートします。
http://www.golfpartner.co.jp/html/campaign/firstgolfclub/
昨日の話から少し続きます。
サンドウェッジをこの世に生み出したのは、メジャー通算7勝を誇るジーン・サラゼンでした。
バンカーの苦手だったサラゼンは、9番アイアンのソールに鉛を貼り、自宅の裏庭にあるバンカーで幾度もテストを重ねました。
自作のバウンスを作り上げ、このクラブをバッグの中に忍ばせて、1932年から35年の間にメジャー大会で4度の優勝を果たしました。
バウンス(bounce)とは、「跳ね返る」「跳ね返す」という意味です。
クラブが砂の中に潜りこみすぎず、うまく跳ね返してくれることからの命名でしょう。
そして多くのウェッジにはバウンス角が記されています。
概ね10度未満をローバウンス、それ以上をハイバウンスと習慣的に言っています。
しかしバウンスを単純に角度だけで考えないでください。
最近のウェッジはソールが削られているものが多いので、その分バウンスの利きが抑えられています。
砂を爆発させるのに必要なのは、バウンスの角度ではなく、リーディングエッジより出っ張っている部分の容積です。
これはソール幅が広いほど大きくなりますから、バウンスの利きは「角度×ソール幅」のかけ算で考えてください。
ソール幅が何mmとは書かれていませんが、お店で実物を見比べていただければ、薄いものから厚いものまで、かなりバリエーションに富んでいます。
ソールのリーディングエッジが削られているウェッジは、プロのようでかっこいいものです。
そこには浪漫がありますが、浪漫だけではいいスコアは出せません。
あなたはロマンチストですか? リアリストですか?