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2014.12.06
ゴルフの楽しさをもっとみんなに知ってもらいたい。
ゴルフパートナーでは、みなさんから買い取らせていただいたクラブを、これからはじめる人に1本プレゼントする活動をしています。
はじめてのごるふくらぶプロジェクトでプレゼントさせて頂くクラブは、ベテランゴルファーのみなさんが長年愛用してきたゴルフクラブ。
「はじめてのゴルフクラブマニュアル」とセットで、新人ゴルファーの皆様の「はじめてのゴルフ」をサポートします。
日本橋室町店ではレディースクラブ、レフティクラブもご用意しております。
http://www.golfpartner.co.jp/html/campaign/firstgolfclub/
どんなに難しいゴルフコースでも、攻略経路というのが用意されています。
ティーショットをどこを狙って打つべきなのか。
どの位置からだとグリーンを狙いやすいのか。
グリーン周りはどこに注意して攻めればいいのか。
これは当日のピン位置や、プレーヤーの飛距離、持ち球によって異なりますが、頭の中で考えながらプレーしなくてはいけません。
そしてセカンドショットを優位に打とうと思えば、ティーショットではリスクを負った攻め方が必要です。
ティーショットでリスクを回避したのであれば、セカンドショットで攻める気持ちを持たなくてはいけません。
最近私がプレーしたコースの中で、印象に残ったホールをご紹介します。
千葉市民ゴルフ場の7番パー4のホールです。
千葉市民ゴルフ場では、18日に世界最小のゴルフトーナメントが開催されます。
私もアマチュア予選会に挑戦しましたが、1打足りず本戦に駒を進めることができませんでした。
本戦は有名プロも多数参戦しますので、お時間のある方はぜひ観戦してみてはいかがでしょう。
http://mmt-9.com/
私は予選会とその練習ラウンドで2度プレーしましたが、すっかり気にいってしまいました。
私の板橋の自宅からも1時間で来られますので、機会を見つけてまたプレーしに来たいと思います。
さて本題ですが、この千葉市民の7番ホールは距離が短く、やや左ドッグレッグになったホールです。
左サイドのバンカーは越えられる距離ですので、このバンカーのさらに左を狙うとグリーンへのショートカットになります。
飛距離の出る方であれば、グリーサイドまで十分ボールを持っていくことができます。
左に曲げてしまっても隣のホールから打ててしまえるのが、この千葉市民が初級者向けコースたる所以ですが、仮に左をOBにしてしまえば、
ぐっと難易度は上がります。
むやみやたらにグリーンに向かってドライバーを振り回すのではなく、ミスした場合にどんなペナルティがあるのかを確認したいですね。
そしてリスクを回避して正面に打つ場合ですが、リスクを避けると決めたのですから、絶対に正面のバンカーに届かないクラブで打ってください。
バンカーまでのギリギリのクラブを持つのではなく、どんなにいい当たりをしても、突然強いフォローの風が吹いても届かないように打ってください。
そうしなければ刻む意味はどこにもありません。
そしてティーショットを刻めば、グリーンまでは花道が開けていますので、確実にグリーンに乗せたいところです。
例えばここでグリーンの右手前に深いバンカーを設置すると、やはりホールの難易度を上げることができます。
ティーショットを刻んでも、バンカー越えの難しいセカンドショットが残る。
するとティーショットでリスクを負ってでも、ショートカットを狙うゴルファーも増えるのではないでしょうか。
ドライバーが得意なのか、アイアンが得意なのか。
ここでどのショットで守り、どのショットで攻めるのかという選択が生まれます。
またドライバーでショートカットを狙う際、フェードが持ち球のゴルファーの場合、狙いはかなり左におかなくてはいけません。
中途半端な狙いだと、ボールはスライスして正面のバンカーに入ってしまうかもしれません。
左ドッグレッグのショートカットというのは、逆にドローヒッターにはコースなりにボールを曲げればいいわけですから、イメージは出しやすくなります。
仮にグリーンの右手前にバンカーがあった場合は、フェードヒッターにはバンカーを避けたセカンドショットが打ちやすく、ドローヒッターには完全にバンカーの上からグリーンを攻めることになります。
自分にとってドローとフェードのどちらがイメージしやすいかというのも、攻め方の選択肢を変える要素になります。
何は無くともコース攻略には自分を知ることが必要です。
設計者の意図を読み取り、自分を知った上でどの経路を選ぶのか。
ゴルフとはこんなにも頭を使うスポーツなのです。