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2014.12.05
ゴルフの楽しさをもっとみんなに知ってもらいたい。
ゴルフパートナーでは、みなさんから買い取らせていただいたクラブを、これからはじめる人に1本プレゼントする活動をしています。
はじめてのごるふくらぶプロジェクトでプレゼントさせて頂くクラブは、ベテランゴルファーのみなさんが長年愛用してきたゴルフクラブ。
「はじめてのゴルフクラブマニュアル」とセットで、新人ゴルファーの皆様の「はじめてのゴルフ」をサポートします。
日本橋室町店ではレディースクラブ、レフティクラブもご用意しております。
http://www.golfpartner.co.jp/html/campaign/firstgolfclub/
コースの難易度はコースレートという指標があり、各ホールにもハンデキャップがついています。
ハンデキャップの数字は、そのゴルフ場内で難しい順に1から18まで付けられています。
どんなに難しいコースでも易しいホールというのはあり、あらかじめ分かっているはずの難しいホールで冒険をしていてはスコアは伸ばせません。
難しいホールと易しいホールとをどのように組み合わせるかというが設計者の腕前であり、その意図を理解してコースを攻略することがプレーヤーの醍醐味です。
概ねスタートホールはパー4かパー5で、少し易し目に作られています。
スタートホールから難しくしていては、プレーの進行を遅らせてしまいますからね。
2番はそれより難しく作られています。
そして3番か4番では、アイアンでティーショットを打てるパー3がきます。
ずっとウッドでティーショットを打っているので、変化を与えるためです。
コース設計には18ホールの中で変化に富ませ、プレーヤーを飽きさせないとうことも求められます。
様々な顔をしたホールがいくつもあるからこそ、またプレーしたいと思えるのでしょう。
9ホールのうちパー3は2ホールというのが定番です。
最初のパー3が短目であった場合、他方はロングアイアンやウッドで打つようなホールにします。
しかし距離が短ければ易しく、長ければ難しいというわけではありません。
距離が短いホールは、グリーン周りがバンカーなどのハザードでガードされ、ティーショットをグリーンにキャリーさせなければ、スコアを崩しやすくなっています。
グリーンの形状も横長のものが多く、縦の距離感が求められます。
距離の長いホールでは花道が設けられ、ランでグリーンに乗せられるようになっています。
グリーンも縦長のものが多いので、ロングアイアンでスピンをかけるのが難しくても、グリーン上でボールは止まってくれるようになっています。
またコース戦略において重要な要素に、風を読むということがあります。
2つしかないパー3のホールは、決して同じ風向きにならないように、方角を変えて配置してあります。
プレーヤーの距離感を狂わせる狙いがあるのです。
パー5も概ね2ホールあります。
これも他方が2オンを狙える距離の短いものであれば、他方はサードショットにもミドルアイアン以上を要求するような長いものです。
2オンを狙えるパー5はバーディ、イーグルのチャンスもありますが、グリーン周りが難しく、2オンに失敗すればそれなりの代償を覚悟しなくてはいけません。
長いパー5はその距離そのものがハザードとも言えますので、あまり大叩きする要素のいうのはありません。
無理をせず確実に前に進んでいけばいいのです。
易しいホールの次は難しいホールがきます。
バーディの後に大叩きをしてしまうことが多いのは、まんまと設計者の罠にはまっている証拠です。
バーディの次のティーショットこそ、要注意してその罠を見破らなければいけません。
そして難しいホールの次は易しいホールが待っています。
大叩きしてしまってもそれはもう過ぎたことです。
くよくよせずに次のチャンスホールを迎えてください。
続けてスコアを崩してしまう人は、前のホールのミスをいつまでも悔やんでしまっているのです。
1つのホールの中でもストロークごとに難易度は変わります。
それはまた次回にしましょう。