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2014.11.16
コンペ開催します。
開催日:11月30日(日) LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップの最終日! 賞金女王が決する日です。
開催コース:佐野クラシックゴルフ倶楽部 http://www.sano-cgc.co.jp/
川口JCTから60分。北関東自動車道・佐野田沼ICを下りて10分の好立地です。
料金:プレーフィー10,000円(昼食付き)+参加費1,000円
定員:8組32名 もちろんお一人からのご参加も大歓迎です!
スタート時間:7:04分からOUT,INに分かれ随時。
お時間はやめですが、紅葉狩り渋滞が発生する前に帰れます。
使用ティ:男性・女性ともに赤 PAR72全長5,211ヤード
本数制限:8本 バッグの中からクラブを抜いてプレーしてください。
その他JGAゴルフ規則、コースのローカルルールに従って競技は行われます。
サンドウェッジをこの世に生み出したのは、ジーン・サラゼンと言われています。
バンカーの苦手だったサラゼンは、どうにかそれを克服しようとして、ソールにバウンスをつけることを閃きました。
そしてアイアンセットの中に、一番短い、一番ロフトの寝たクラブがサンドウェッジとして組み込まれました。
時は流れ1984年、ジャンボ尾崎監修のMTNⅢリミテッドエディションにP/Sというクラブが加えられました。
アイアンが低・深重心化されボールが上がりやすくなったことで、ジャンボはロフトを立て飛距離を求めました。
逆にサンドウェッジをよりスピンをかけてグリーンに止められるように、ロフトを寝かせました。
ここでPWとSWのロフト差が開いてしまったことで、その間を埋めるクラブとして、P/Sを開発したのです。
もうひとつの革命的なウェッジは1985年に発売された、クリーブランドのツアーエディション485です。
アイアンセットの中の1本にすぎなかったウェッジが、このときから単品ウェッジとして発売されたのです。
そして次のモデルのツアーアクション588は、今も続くティアドロップ型ウェッジの原型としてロングセラーになったのです。
こうしてアイアンセットの中にはPWだけが残り(最近のPGAツアープロの間ではPWを抜く人も増えていますが)、ウェッジは単品で買うことが当たり前になりました。
単品ウェッジはロフトバリエーションが増え、2本ないしは3本、ゴルファーによっては4本入れたりと、セッティングにそのゴルファーの個性が見られるようになりました。
しかしウェッジのモデルの選び方に関しては、他のドライバーやアイアンを選ぶ時とは違う基準があるように思えます。
今日はそんなクラブ選びの基準のお話です。
まずそもそもアイアンセットと別であるはずなのに、アイアンとのマッチングを考えていませんか。
しかもクラブの性能面でのマッチングではなく、ブランドのマッチングです。
例えばアイアンがミズノのMPシリーズで、ウェッジはタイトリストのボーケイという方はよく見かけます。
しかしその逆にアイアンがタイトリストで、ウェッジがMPというセッティングはほとんど見かけません。
MPウェッジにまだ単品ウェッジとしての市民権がまだないのかもしれません。
しかしながらゴルファーはウェッジの性能ではなく、コーディネートのカッコよさを基準に選んでいるのでしょう。
ウェッジの“性能差”というのは、一般のゴルファーにとっては分かりにくいのかもしれません。
ドライバーの場合はとにかく飛ぶと言われるクラブが売れます。
ウェッジの場合はスピン量がそれに当てはまるのかもしれませんが、練習場のボールで果たしてそれが分かるでしょうか。
ウェッジの命はソールです。
プロや技術のある人は、タイトなライからでもパーセーブをするために、ソールのヒール側やトレーリングエッジに削りを入れます。
アマチュアゴルファーにとっては、バウンスが効くワイドソールの方が、ダフってもソールが滑ってくれますので、お助けクラブとなります。
ところが練習場のマットでは何で打っても滑ってくれますので、やはり違いを感じ取ることは難しいです。
結局ラウンド中に使ってみないと性能差を実感できない。
それも複数回ラウンドして、様々なライからアプローチをしてようやく感じ取ることができます。
ドライバーのOBは分かりやすいペナルティですが、残り50ヤードからグリーンオンできないのは記憶に残りづらいミスショットです。
ウェッジを選ぶ時、もうちょっとよーくソールの形状を見比べてください。