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2014.11.11
コンペ開催します。
開催日:11月30日(日) LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップの最終日! 賞金女王が決する日です。
開催コース:佐野クラシックゴルフ倶楽部 http://www.sano-cgc.co.jp/
川口JCTから60分。北関東自動車道・佐野田沼ICを下りて10分の好立地です。
料金:プレーフィー10,000円(昼食付き)+参加費1,000円
定員:8組32名 もちろんお一人からのご参加も大歓迎です!
スタート時間:7:04分からOUT,INに分かれ随時。
お時間はやめですが、紅葉狩り渋滞が発生する前に帰れます。
使用ティ:男性・女性ともに赤 PAR72全長5,211ヤード
本数制限:8本 バッグの中からクラブを抜いてプレーしてください。
その他JGAゴルフ規則、コースのローカルルールに従って競技は行われます。
下村博文文部科学相の発言に端を発し、ゴルフ場利用税の廃止が議論され始めています。
安倍晋三総理大臣や麻生太郎財務相が賛成し、逆に高市早苗総務相は否定的な立場を取っています。
そもそもゴルフ場利用税というのは、ゴルフ場の利用について、1日あたり定額で、ゴルフ場の所在する都道府県に支払う税金です。
税額は利用するゴルフ場の等級によって異なり、標準800円、上限で1200円です。
そして18歳未満や70歳以上、または障害者など、いくつかの非課税条件もあります。
かつては娯楽施設利用税でしたが、1989年の消費税導入の際にゴルフ場以外は廃止され、なぜかゴルフ場の利用にだけ課税されるという不思議な制度です。
そしてあらゆる国の税制を見ても、スポーツに課税されるという非常に珍しいものでもあります。
そんなことであり、私がゴルフを始めた頃にはすでに利用税の撤廃運動というのはありました。
何度かゴルフ場や練習場で撤廃への署名を求められたことがありますが、実は私一度も署名したことがないんです。
計算したことがないので正確に把握はしていませんが、おそらく今年もすでに3万円を超える利用税を納めているのではないかと思います。
中古のドライバーが1本買えてしまいます。
それでも利用税の撤廃に賛成できないのはいくつかの理由があります。
このあたりは本当に個人的な意見ですので、サラリと読み流してください。
まず日本のゴルフ場というのはだいたい山の上にあります。
ゴルフ場に繋がる道路で、ゴルフ場で行き止まりになっているところはたくさんあります。
しかも幹線道路から結構な距離があったりします。
この道路はゴルフ場に向かう人しか通りませんが、もちろん公道なので市区町村が管理しています。
道を舗装し、ガードレールを付けて、カーブミラーを設置します。
利用税の7割は市区町村に交付されますので、この道路の管理代というのが利用税の根拠です。
そしてゴルフをする人はお金持ちだから、取れるところから取ってしまえ、というのが本音でしょう。
かつてゴルフはお金持ちのスポーツです。
ゴルフ場のプレー料金は他のレジャーに比べ費用がかかるので、ゴルファーにはより高い担税力があるということでしょう。
しかし去年のことでしたか、ゴルフ場での平均支出をディズニーランドの平均支出が上回るというニュースが流れました。
入場料や中で使う食事代、お土産代まで含めた総合的な支出です。
もはやゴルフ場はプレーフィーの高いところばかりではありません。
未だに平日でもプレーフィーが3万円を超えるような名門コースもありますが、食事付きで5千円を切るようなところもあります。
ゴルフはもっと気軽に楽しむことのできるスポーツです。
確かにお金持ちも多いですが、プレーに税金がかかっていたのでは、新たなゴルファーを増やすことはできません。
そもそも税金というのは富の再分配です。
所得や資産の多い人が、少ない人の生活を国や自治体が仲介して助けてあげるということです。
ゴルファーも霞ヶ関や鷹之台などの名門コースに行く方はたくさん税金をご負担いただいて、河川敷のパブリックコースなどは無税でもいいじゃないか、というのが私の個人的な考えです。
今もゴルフ場の規模や整備状況などにより細かく等級が定められていますが、これの根拠が不明確でいまいちよく分かりません。
この税額の差をもっと拡大して、0円からそれこそ最高額は3,000円くらいでもいいと思っています。
ゴルフ場側も現状はいくら利用税がかかっているのかあまりはっきりと示していませんが、お上が定めた等級ですから、もっと堂々と「うちは1級の利用税3,000円の名門コースです!」と胸張っていいのではないでしょうか。
そのためにはきっと有識者による明確な等級決めというのが必要でしょう。
ゴルフ場側は等級を上げようと努力して付加価値を高める、ゴルファー側は等級の高いコースをラウンドすることに満足感を覚える、そしてパブリックコースでは低料金で気軽にゴルフを楽しむことができる。
消費増税のタイミングで、目くらましのためにゴルフ場利用税撤廃というのは、いまいち腑に落ちません。
今日も勝手な妄想でした。