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2014.10.31
コンペ開催します。
開催日:11月30日(日) LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップの最終日! 賞金女王が決する日です。
開催コース:佐野クラシックゴルフ倶楽部 http://www.sano-cgc.co.jp/
川口JCTから60分。北関東自動車道・佐野田沼ICを下りて10分の好立地です。
料金:プレーフィー10,000円(昼食付き)+参加費1,000円
定員:8組32名 もちろんお一人からのご参加も大歓迎です!
スタート時間:7:04分からOUT,INに分かれ随時。
お時間はやめですが、紅葉狩り渋滞が発生する前に帰れます。
使用ティ:男性・女性ともに赤 PAR72全長5,211ヤード
本数制限:8本 バッグの中からクラブを抜いてプレーしてください。
その他JGAゴルフ規則、コースのローカルルールに従って競技は行われます。
今週は男子ツアーがマイナビABCチャンピオンシップ、女子ツアーが樋口久子 森永レディスです。
シーズンも終盤に入り、俄然盛り上がりを見せてきました。
さて日本のゴルフ場のおよそ9割はメンバーシップのゴルフ場です。
会員から集められた資金で倶楽部が経営され、会員の意思が運営にも反映されています。
しかしバブル期にはゴルフ場でのプレーを楽しむための権利というよりも、投資目的としての会員権売買が盛んになりました。
ところがバブル崩壊後には、会員権相場は40分の1と言われるほど落ち込み、倒産したり外資に買収されるゴルフ場が増えました。
そしてゴルフ場会員権はコストパフォーマンスで語られるようになりました。
会員権の総額がいくら、年会費がいくら、メンバーとビジターのプレーフィーの差がいくら、年間何回プレーすれば元が取れるのか、という考え方です。
競技思考のゴルファーには、倶楽部競技が盛んかどうか、JGAのハンデキャップが取得できるのか、という項目もゴルフ場を選ぶ際に重要視されます。
また最近では友の会や年間会員といった、会員権を購入するのではなく、年会費を払うのみでプレーフィーの優遇を受けられたり、競技に参加できたりするようなゴルフ場も増えています。
私も今年から茨城県のとあるゴルフ場の年間会員に入会し、疑似倶楽部ライフを楽しんでいます。
このゴルフ場の年間会員は、権利を行使できるのが平日のみですが、会員と同じようにメンバータイムがあり、一人でプレー予約をすることが可能です。
私のように気が向いたときにふらりとゴルフ場に立ち寄るには、うってつけのシステムです。
行きはじめて半年経ちましたので、そこで感じたことを書いてみたいと思います。
まず会員数は決して多くないな、ということです。
コストパフォーマンスを計算すると、プレーフィーの優遇だけであれば、月に1度プレーに来なくては赤字です。
募集定員は1,000名とありましたが、仮に1,000名が平均月1度来場するとすれば、日に50人ほど来場する計算になります。
もちろん他に正規会員もいますから、メンバータイムだけで15組はできあがるでしょう。
しかし先日私が訪れた際は、同伴者が直前でキャンセルしたので一人で回ってくれと言われてしまいました。
7時30分という早い時間のスタートでしたが、10月は決してゴルフ場が空いている季節ではありません。
幸い後半は9時過ぎにスタートする組に混ぜて頂きましたが、そのメンバーの話を聞くても一人でラウンドさせられたことがあるそうです。
一方でネット予約を見てみると、決して予約の取りやすいゴルフ場ではないようです。
スタートをぎゅうぎゅうに詰めて、ビジターフィーで稼ぐ体制ではないことに好感は覚えますが、先行きに不安を感じてしまいます。
ゴルファーの高齢化が進み、若いゴルファーが参入しづらい状況が続いていますが、一人でふらりとゴルフに行くということに抵抗感のある若者は多いようです。
近年ひとり予約というシステムを取り入れるゴルフ場が増えてきましたが、20代30代の利用者は少なく、逆に定年リタイヤ組の利用者が増加傾向にあるそうです。
つまり会社を退職し、会社関係のゴルフがなくなってしまったが、ゴルフは続けていきたいというニーズにマッチングしたのです。
そこでゴルフ場での新たな交流を求め、ひとり予約を利用する団塊世代が増えたのです。
逆に若者のレジャーは閉鎖的です。
既存の友好関係の中で、余暇を楽しみたい傾向があります。
するとゴルフは丸一日予定を合わせなくてはいけないですし、2人や5人といった中途半端な人数になってしまうと予約がとりづらい。
練習場の2,3時間なら集まれるが、ラウンドとなると行きづらくなってしまうのです。
また技術の未熟な初心者にとっては、知らないゴルファーの中に混ざるというのは、恥ずかしいという抵抗もあります。
メンバーシップやひとり予約といったシステムは、ある程度の熟練ゴルファーでなければ利用しづらいというデメリットがあります。
一方で河川敷ゴルフ場のハーフプレーに行ってみると、若いゴルファーも比較的見かけます。
平日に限られたり、早朝や薄暮のみといった時間制約もありますが、抵抗感が少ないようです。
河川敷ゴルフ場自体に初心者向けというイメージがありますし、9ホールでプレーを終えることができるのでとても手軽です。
東京都と埼玉県の境にある荒川河川敷はゴルフ場の宝庫です。
都心部のゴルファーにとっては、ゴルフに親しむ最高の環境です。
ただゴルフ場側がそこに気づいていないのか、なかなか若者向けのイベントがないのが残念です。
私は戸田パブリックを心のホームコースと勝手に思っていますが、ぜひ若いゴルファーにも気軽な倶楽部ライフを満喫していただきたいです。