いよいよマスターズが開幕しました。
初日から無理をするとしんどいので、今朝はゆっくり5時起きでテレビ観戦です。
タイガー・ウッズのいないマスターズは1994年以来、実に20年ぶりです。
1997年の圧倒的優勝を見てゴルフを始めた私としては、一抹の寂しさもあります。
オーガスタは4日間晴れの予報。
初日は風が吹き荒れることもなく、穏やかな1日でした。
トップはビル・ハースの4アンダーと爆発する選手がいませんでしたが、優勝スコアは12~13アンダーくらいかなと予想しております。
さて店頭では皆様に優勝者予想をしていただきました。
人気の集中した選手の初日を振り返っていきましょう。
人気1位は松山英樹でした。
しかし故障を庇うようなスイングで、特に地面から打つショットは不安定でした。8オーバーの90位タイと予選通過も危ぶまれる出足です。
ちなみにマスターズの予選通過条件は50位以内または首位から10打差以内です。
人気2位はこれまでマスターズ3勝のフィル・ミケルソンです。
最終組の一つ前だったので、早起きした方はプレーをご覧になれたでしょう。
今シーズンはここまで不調でしたが、マスターズ初日も調子は上向かず。
15番の池ポチャなどらしくないプレーで4オーバーの67位タイと出遅れてしまいました。
人気3位は前年覇者のアダム・スコットです。
連覇となれば史上4人目、世界ランキングも1位に躍り出るとあり、俄然注目が集まっています。
首位と1打差の2位タイと上々の滑り出しとなりました。
ミドルパットがよく入っていましたが、13番、15番の獲るべきロングが共にパーでしたので、ここで伸ばせれば明日以降の爆発も期待できます。
人気4位は腰痛のため欠場となったタイガー・ウッズでした。
欠場発表の前に投票が集中したので、この順位になってしまいました。
全米オープンまでに復帰してくれるといいのですが。
人気5位はローリー・マキロイ。
2011年の歴史的大逆転負けが記憶に新しいですが、それ以降メジャー2勝を挙げ、精神的にも成長してオーガスタに臨みます。
1アンダーの12位タイですが、4バーディ3ボギーと出入りの多いプレーでした。
明日以降どれだけボギーを減らせるかが勝負の分かれ目でしょう。
首位スタートのビル・ハースにもスポットライトを当ててあげましょう。
これまでツアー5勝を挙げながら未だメジャーとは縁のない選手です。
現在31歳とここがチャンスの年齢です。
ロングパットがかなり入っていましたが、使用パターはスコッティ・キャメロンのスタジオセレクトニューポート2ミッドスラント。
2008年発売のちょっと古いモデルなので、中古の良品はかなり少なくなってきました。
販売価格も2万円に届かなくなってきましたが、状態のいいものを見つけたら衝動買いしちゃってもいいでしょう。
ちなみにスラントネックとは、文字通りネックが斜めになっています。
通常のクランクネックよりオフセットが少ないので、左に引っ掛けづらくなっています。
ここ一番で左にはずしてしまうゴルファーは、ぜひ試してみるといいでしょう。