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2014.03.28
セール開催中です。3月31日まで。
今週のアメリカPGAツアーはフロリダを離れ、テキサス州TPCサン・アントニオで開催されているバレロテキサスオープンです。
この試合でテーラーメイド契約のトロイ・マテソンが2本のミニドライバーをバッグに入れています。
1本がロフト10.5度でティーショット用、1本はロフト12度でフェアウェイでの使用がメインのようです。
マスターズには何人の選手がバッグの中に入れているでしょうか。
以前、ドライビングスプーンという新しいジャンルのクラブについて考えました。
ドライビングFW
http://www.golfpartner.co.jp/9007/2014/03/02217906.html
クラブの二極化
http://www.golfpartner.co.jp/9007/2014/03/03217918.html
長くて大きいクラブ VS 短くて小さいクラブ
http://www.golfpartner.co.jp/9007/2014/03/04217935.html
似て非なる250cc
http://www.golfpartner.co.jp/9007/2014/03/05218354.html
このドライビングスプーンの実力を検証すべく、ラウンドでテストしてまいりました。
X HOT PRO DEEP/14.5°/Fubuki K70(S)
昨シーズン、ミケルソンや石川遼が使っていたヘッドです。
シャフトは以前ネクスジェンに挿していて、フィーリングは気持ちいいものの、少しスピン量が多いかなと思ってリシャフトしたものでテストしました。
私の個人的なインプレッションは以下の3点でした。
・ドライバーより飛ぶ
・ドライバーより振りやすい
・ドライバーより難しい
私はもともとインパクトでロフトが立ち、ダウンブローが強いので、ロフトが大きくスピンが少ないクラブは願ったり叶ったりです。
風の強いラウンドでしたが、普通のスプーンよりは風の影響も少なっくラウンドできました。
高打ち出し、低スピンの飛ぶ弾道を手に入れられましたので、いつもより10ヤード近く飛距離は伸びていました。
もうひとつ私のスイングの特徴は、トップでフェースが開きダウンスイングで一気にフェースを閉じてインパクトを迎えます。
こうしたスイングには重心距離の長いクラブより、短いクラブの方がインパクトでフェースをスクウェアに戻しやすくなります。
そうでなくても重心距離が短いという事は、シャフトの軸線からの重心位置が近いので、多くのアマチュアゴルファにとって振りやすさを感じると思います。
“振りやすい”の定義はあいまいですが、私は“スイートエリアで捉えやすい”ことだと考えています。
その一方で私は難しさも感じました。
“難しい”“簡単”というのもあいまいな表現ですが、私は“ミスヒット時の許容範囲”で考えています。
つまりX HOT DEEPはスイートエリアで捉えやすく、その時は非情に飛距離も期待できるものの、ミスヒットするととんでもない球が出てしまう。
そんなじゃじゃ馬クラブであると結論付けました。
飛距離はゴルファーの夢。
ぜひ挑戦してみませんか。