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2014.03.10
セール開催中です。3月31日まで。
待ちに待った国内女子ツアーが開幕しました。
史上初の開幕戦連覇をかけて、去年の賞金女王・森田理香子が首位タイでスタートしました。
アウトを3バーディ1ボギーの34とし、単独首位で折り返しました。
しかし2組前を行くタイのO.サタヤが9,10,11を3連続バーディで一気にトップに並んできました。
森田も伸ばしておきたい11番のロングホール。
2オンを果敢に狙っていきますが、プッシュアウトした球がグリーン右のOBゾーンまで行ってしまいました。
痛恨のボギーでサタヤにトップを譲ります。
サタヤは14番でもバーディを奪い、そのまま8アンダーでフィニッシュします。
森田も同じく14番でセカンドをぴたりとつけて、バーディとして1打差に迫ります。
しかし16番で短いパーパットを外し、再び2打差としてしまいました。
初日、2日目と上がり2ホールを連続バーディ。
決してまだ諦めるところではありませんでした。
17番は惜しいバーディパットを外し、18番のイーグル奪取に賭けます。
森田理香子の別名に“イーグル女王”というものがあります。
2012年に年間で11のイーグルを獲得し、これまでの福嶋晃子の記録を塗り替えました。
去年のエリエールレディスでも最終日の17番でイーグルを奪い優勝、辛くも賞金女王を獲得しました。
ティーショットは持ち味の高いドローボールで、左のセミラフにボールは止まりました。
ボールが少し浮いており、決して悪いライではありません。
グリーンエッジまでは248ヤード、森田が手にしたのはなんとドライバーでした。
オフに師匠の岡本綾子に勧められ取り組んでいた“直ドラ”。
これまで実際に試合で打ったことはありませんし、ラウンドでも1度だけ試みて大ダフりをしたという賭けの一発。
森田のきれいなスイングから打ち放たれたボールは、グリーンのすぐ手前の花道で止まりました。
難しいアプローチではありません。
チップインを狙います。
強めに入った球はカップの横を通り過ぎ、グリーンからこぼれてしまいます。
これで勝負あり。
森田も苦笑いの表情を浮かべました。
O.サタヤが去年のほけんの窓口レディース以来のツアー2勝目を決めました。
負けはしましたが、賞金女王の意地を見せてくれました。
今年の賞金女王レースが今からの楽しみです。