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2014.03.03
セール開催中です。3月31日まで。
チタンヘッドの誕生以降、ドライバーはひとつの方向に進化していきました。
ヘッドの大型化、シャフトの長尺化、そして軽量化です。
しかし体積は460ccまで、シャフトは48インチまで、そして反発係数も0.83以内とルールでがちがちに固められてしまいました。
メーカー各社はルールの中で、様々なテクノロジーを駆使して開発にいそしんでいます。
しかし我々アマチュアゴルファーが欲しいのは最新テクノロジーのクラブではありません。
飛んで曲らないドライバーです。
上級者になってくると、自分のイメージどおりに飛ぶドライバー、というのが加わるでしょうか。
それぞれのクラブの長所と短所を理解し、より自分の振りやすいドライバーを探していかなくてはいけません。
ここにタイトルにも書いたクラブの二極化という現象が起こってきました。
軽くて長いことはヘッドスピードを増大させてくれます。
飛距離に一番大きな影響を与えるのはヘッドスピードです。
そしてヘッドの大型化は、慣性モーメントを大きくし重心を深くしてくれました。
大きな慣性モーメントと深い重心は、スイートエリアの拡大になりました。
ではどこに短所があるのでしょう。
長いクラブ、深い重心というのはリストを使うゴルファーには向きません。
リストを使うということは、バックスイングでフェースを開き、ダウンスイングでフェースを閉じていく動きをします。
トップスイングを写真に撮り、ドライバーのフェース面が体の正面方向を向いていたら、リストを使うスイングです。
そして長いクラブ、深い重心はこのフェースの開閉の動きを阻害します。
こういったタイプのクラブが使いたければ、フェースをシャットにあげる練習をし、トップスイングでフェースが空を向くようにしなくてはいけません。
このスイング改造に成功し、長くて大きいクラブを使いこなしているのが片山晋呉です。
ではスイング改造できない人はどうすればいいのか。
スイングが変えられなければ、道具を変えるしかありません。
これがクラブの二極化という最近の動きです。
長くなりそうなので、次回に続きます。