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2014.02.09
ひどい大雪ですね。
雪のほとんど降らない広島県出身なので、雪かきは一苦労です。
みなさんお足もとにお気をつけて、お出かけください。
「ボールはあるがままにプレーする」
「Play the ball as it lies.」
私が座右の銘にもしている好きな言葉です。
球がどんなライに止まっても、それを受け入れ頭を使って困難を乗り越えていく。
人生にも通ずるものがあると思います。
しかし状況によってはボールをプレース、またはドロップすることが認められています。
人工物、修理地など、コースが本来の設計で意図されていない個所からは無罰で「救済」を受けることができます。
プレー不可能なハザードや、プレーヤーがアンプレヤブルを宣言した時は罰打を払って、ボールを動かすことができます。
ゴルフのルールは「連続したストローク」であり、「ボールをあるがままにプレー」しますので、本来はボールを動かすことはできません。
しかし上記のような状況であるプレーヤーが不利になったり、逆に有利になったりするようなことは「公正の理念」に反してしまいます。
こうして元々はなかったルールの中に、ガイドライン的に救済のルールが加えられて今のルールが出来上がっていきました。
例えば今年から変更になったルールに次のようなものがあります。
「強化された技術的証拠(例えばHDTV、デジタル記録またはオンラインメディア等)がボールの移動を示したとしても、その時点で裸眼で正当な移動が認められていなければ、動いたとは見なされない」
ここ数年物議を醸しだしておりましたが、テレビの録画映像を見た視聴者から、「ボールが動いた」「ドロップ位置がおかしい」などアテスト終了後にクレームが入れられることがありました。
これはテレビで放送される一部プロのみ指摘を受けることになるので、特定の選手だけが不利になる、つまり公正の理念に反しているということで、新たに明文化されました。
このようにして新たな技術革新と共にルールはかわっていきます。
エディンバラの13ヶ条、昔はそんなことがあったの?と信じられないようなこともあります。
ぜひ読んでみてください。