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2014.02.08
みなさん最古のゴルフルールはご存知でしょうか。
1744年にスコットランドの首都エディンバラで作られた13か条がそれだと言われています。
現代のルールとは大幅に異なりますが、270年経つ今も当時と変わらない考え方が2点だけあります。
①「連続したストローク」
②「球はあるがままにプレー」
①の連続したストロークというのは、ティーショットで一度ボールが放たれた後は、ホールアウトするまでストロークの線をつなぎ続けるということです。
つまりボールが拾い上げられて場所が移動したり、というのはあり得ないということです。
当たり前ですが、プレー中にボールを前方に投げるなんてことはゴルフじゃないですよね。
よその国にはない日本のゴルフ場のオリジナルルールに、前進4打というものがあります。
ティーショットがOBの場合、前方にある特設ティから第4打として次のショットを放つというものです。
この場合、最初のティーグラウンドから特設ティまでが線で結ばれていません。
競技で採用されなかったり、前進4打そのものを否定するゴルファーがいるのは、ここに根拠があります。
狭い土地を利用し、谷越えやOBの多い日本ならではのルールですね。
否定的な考えもあるでしょうが、プレイファストのためには、打ち直しに固執しすぎないようにしたいです。
とはいえボールがどこに飛んでいくのかコントロールが難しいのがゴルフです。
回収不能な谷底、池の中、マンホールや排水溝の上にボールが止まることがあります。
さすがにストロークの線をつないでいくのは無理ですよね。
こういった時には「救済」が受けられます。
次の「あるがまま」ということにも関係するので、話の続きは次回にまわしたいと思います。